「良いデザイン」とは

デザインについて

私が思う「良いデザイン」

良いデザインって何?と聞かれたらあなたはどう考えるでしょうか。

カッコイイデザイン、流行をおさえたオシャレなデザインと考える方も多いかと思いますが私の考えはこうです。

見る人にとって親切であること。

もっと具体的にいうと「知りたい情報にストレスなくたどり着けるデザイン」です。

目にとまりやすく、ぱっと見て内容がなんとなく理解できたら最高ですね。

というか、多少ダサくてもわかりやすければいいじゃんと思ってます。(※個人の感想です)

それに対し、一見カッコよくてオシャレだとしても何が言いたいのか分からなかったり、情報を読み取る努力をさせてしまうものは良いデザインとは言えないと考えています。

オシャレで不親切なデザイン

不親切なデザインの要素として、以下のような例が挙げられます。

文字が読みにくい

文字のサイズが適切ではない、背景色との明暗差がないなどの様々な要因がありますが、初心者が陥りやすい事例として「クセの強いフォントを使用しがち」というものがあります。

もちろん、クセつよフォントも使い方によっては効果的です。ポイント使いなら問題ありませんが、長い文章は一般的なフォントを使うことをおすすめします。

情報量が適切ではない

オシャレなデザインにしようとして、記載する情報量を極端に絞ったフライヤーなどをよく見かけます。

それはそれで不親切ですが、では情報量が多いほど親切か?というとそうでもありません。

情報を詰め込みすぎた手作りチラシや看板、山ほどあります。

そうなると何が言いたいのかわからなくなってしまうこともありますし、そもそもたいていの人は全部読んでくれません。

不親切なデザインにならないために

そもそもなぜ不親切なデザインが出来上がってしまうのかというと、見る人の目を意識せず、独りよがりでなんとなくカッコイイものを目指してしまうから、というのが一番の原因でしょう。

それならば、不親切なデザインを防ぐ一番の方法は自分以外の人の目を通すことです。

印刷物ならパソコンの画面だけではなく実際にプリントアウトして

「これどう?意味わかる?読みにくくない?」と意見を聞いてみましょう。

見てもらう相手は会社の同僚やお友達、家族など誰でもいいです。デザインの知識なんて必要ありません。デザインを見るのはたいてい普通の人ですから。

強いて言えば、遠慮なく意見を言ってくれる人。そして制作したデザインのターゲット(ペルソナ)に近い人が良いです。

どうしても見てくれる人がいない時は?

SNSに適当なハッシュタグを付けてアップすれば、親切なデザイナーさんやフォロワーさんが意見を言ってくれるでしょう。

それでも、どう~~~しても見てくれる人がいない場合は、明日の自分に見てもらいましょう

デザイン制作をしていると、集中して長時間作業することもあるかと思いますが、そうなるとどうしても客観的に見ることができなくなってしまいます。

一晩寝かせてリセットした頭で見なおすことで、修正点がみえてきたり、新たなアイデアがわくこともあります。

一晩とは言わずとも、一度デザインから離れて別の作業をしてから見てみるのもオススメです。

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